離乳食を始めるときに必要なものは食器、調理器具、保存容器、この3つですよね。
食器は以前他の記事にまとめましたので今回は保存容器を選ぶときに何が重要なのかといくつ必要なのかを解説しながらご紹介していきます。
各メーカーからたくさんの便利用品が発売されているのでどんなものが役立つのか実際に使ったからこそ分かる感想をお伝えできればと思います。
この記事の目次
製氷皿とフリージングトレイの違いは何か?
離乳食のストックを始めようと思ったときに100均の製氷皿と少しお高めの取り出しやすいフリージングトレイ、どちらの方がコスパが良いのか考えてしまいますよね。
私はどちらも必要かなと思って買ったので両方のメリットとデメリットをここでは書いていきますね。
製氷皿の良いところ、悪いところ
まず良いところですが一言で言えば安い!これにつきます(笑)
そして悪いところは大さじ1以上のものや水気の多いもの(出汁や豆乳などいちごの裏ごしなど)は取り出しにくいことです。
私が使ってみた感じでは小さじ1~2までは製氷皿でも冷凍庫から出してすぐでも氷を出す要領でパキパキと製氷皿を左右に曲げればつるりと取れます。
ただ大さじ1以上になると周りが少し溶けないと固くて製氷皿が曲がらず出てこないです。
とはいえコスパが抜群にいいし耐久性は抜群なので離乳食期間中で壊れることはまずないと思います。
フリージングトレイの良いところ、悪いところ
良いところは底が柔らかくなっているものが多くてカチカチに冷凍されていても押せばつるんと取れるので取り出しやすいことです。
悪いところは容器が柔らかいので底が破けやすいのと値段が製氷皿の倍以上することですかね。
製氷皿に比べるとコスパでは劣りますが取り出しやすさはこちらに軍配があがります。
ただこれも容量が増えれば増えるほど少し取り出しにくくはなるので50mlのサイズのフリージングトレイにごはんやスープを入れると結構強く押さないと出てきませんでした。
そして容器が柔らかい分取り出しやすいですが薄い素材で出来ているので割れて壊れやすいという点で耐久性はあまりよくないかなと思います。
結局、製氷皿とフリージングトレイどっちがいいの?
離乳食初期~中期におすすめなのは「製氷皿」
小さじ単位で食べているうちは製氷皿で十分です。ただ使える期間は数ヶ月なので数はそんなにたくさんいらないと思います。
後期以降は単品の野菜のストックには使えるので2~3個はあっても良いと思います。
蓋ができるタイプで冷凍庫内でスタッキングできるものが便利ですよ。
離乳食後期~完了期におすすめなのは「フリージングトレイ」
食べる量が増えてくると製氷皿では取り出しづらくなるのでフリージングトレイに移行するのが良いと思います。
特に50mlのサイズのフリージングトレイは1つで6個しかストックは作れませんが1つのキューブをレンチンするだけで良いので離乳食の準備時間の時短にもなります。
小さいサイズのフリージングトレイは製氷皿で十分なので大きめのサイズから揃えるのがおすすめです。
離乳食用の小分けタッパーはどの大きさが便利?
小分けのタッパーは30ml~50mlなどの小さいものはすぐに使えなくなってしまうのでこの時期は製氷皿かフリージングトレイで十分です。
タッパーは普通のキッチン用品としてたくさん種類があるのでわざわざ離乳食用のを用意する必要はないかなと思っていたんですが西松屋で買ったこれはかなり便利です。
まずタッパーによくある蓋や容器の溝がないのが特徴です。すごく洗いやすく溝に水が溜まらないのですぐ乾き清潔に使えます。
離乳食を作っていると衛生面は気になると思うのでとても良いと形状ですよね。
大きさは90mlと140mlと二種類あるのですが離乳食完了期の今は90mlに100gのごはんを入れてストック。
140mlの方は取り分けして作った離乳食のおかずを1食分そのまま入れて冷凍ストックする用に使っています。
このタッパーはもちろんレンチン可能なのでこのまま子供に食べさせられるのも良いところです。
私は食器が好きなので家で食べるときはレンチンした後は器に移してしまうのですが、外にお弁当として離乳食を持っていくときはこの透明のタッパーをお弁当箱代わりに利用しています。
完全に密閉されているので漏れもないですしこの素材なら出先でもレンジがあればラップもかけずに蓋を少しあけるだけでレンチンできるのですごく便利です。
離乳食用に冷凍保存容器はいくつ用意すればOKなのか
冷凍保存に適した容器をここまで紹介してきましたが実際に離乳食初期~完了期までで何個くらい買った方がいいのかを実体験からリスト化してみますね。
条件としては、冷凍保存した食材は1週間以内ではなく2週間以内に使い切る、お粥はまとめて作って冷凍保存の2点が私のずぼら離乳食ストックのルールだったのでそれを基準として参考にしてみてくださいね。
フリージングトレイ→50mlのタイプを4個
タッパー→90mlの8個入り1パック 140mlの6個入り1パック
それぞれの冷凍保存容器の写真も置いておきますね。
左から100均(DAISO)で買った製氷皿(1ブロックに大さじ1は余裕で入ります)、リッチェルのフリージングトレイ(50ml)、西松屋の小分け用タッパー2種です。
以上が私が買った冷凍保存用の容器で冷凍ストックする場合に用意するベストな数です。
実際はフリージングトレイの25mlも買ったんですが製氷皿の方が数を作れるのでほとんど使わずでした。
よく離乳食の冷凍ストックは1週間以内に食べきるようにと記載がありますが面倒くさがりな私は2週間分をまとめて作っていました。
その方法でストックして上記の個数が必要だったので1週間以内のルールを守っている方はもっと少ない数でもいけると思います。
ちなみに2週間以内で食べきる作戦でも息子はお腹壊したこともないですし、食べが悪くなることもなかったので1週間にこだわり過ぎないもの手抜きのコツですよ(笑)
まとめ
冷凍ストックを使ってレンチンで離乳食を作ると毎日の離乳食がとても楽になります。
今回まとめた保存容器のそれぞれの利点を参考にママが少しでも楽できるような離乳食のストック作り頑張ってくださいね。
ご紹介したアイテムの数を買えば無駄なくコスパ良く揃えられるようになっていると思います!
離乳食の準備で必要なものを食器編と調理器具編でまとめてあります。気になる方は下記からどうぞ。
→離乳食初期からずっと使える食器やスプーン。必要なものリスト。
→離乳食で本当に必要な調理器具は何なのか。セット商品の使う使わないを仕分けしました!