子供が離乳食を食べてくれないとき手作りしたものだと「せっかく作ったのに」とがっかりしてしまいますよね。
今はしょうがないんだって思っていてもショックは大きいものです。
そういうときにベビーフードを使うと食べてくれなかったときのママのストレス軽減になると思うので私はベビーフードを活用する方法をおすすめします。
ただ手作りが主流な離乳食ではベビーフードだけをあげることに罪悪感を感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではベビーフード(BF)をあげることへの罪悪感を小さくするためのごまかし方をご紹介しますね。
毎日手作りを頑張っているママも疲れて手抜きをしたくなったとき用に使えると思いますよ。
ベビーフードの基礎知識とおすすめ品についてはこちらの記事で紹介しております。
→ベビーフードの安全性と実際に食べてみた感想レポート
ベビーフードにちょい足ししてみましょう
ベビーフード(BF)のパッケージや袋の表示を注意してみるとこんな表示があります。
この表示は1食分で取るべき栄養などをグラフ化して見やすくしているものでベビーフードにはだいたいついています。
これの場合、赤い線はごはんを足したときの線のようなので内側の黄色いのがベビーフードだけ食べた場合の栄養の割合です。
具材の大きさとかこだわりとかは見たくていい項目なのでするーしておきましょう(なぜか各メーカーあるんですよね(笑))
これの場合は野菜が足りないですし鳥レバーがメインのベビーフードだけどたんぱく質も50%にも満たないです。
例えばこのベビーフードにちょい足しするとしたら野菜を足してバランスを取るのが良いですね。たんぱく質も足りてないので豆腐などをプラスすればさらにバランスが良くなりそうです。
ちょい足しすることでベビーフードでもきちんと栄養素が取れていることになります。
ベビーフードを使うことへの罪悪感を消す方法
探すことで原材料を見る癖もつきますし「気を使ってる」という気持ちになれるので罪悪感は少なめです。
そして具材も小さめなのでベビーフードに野菜の冷凍ストックを足すのがおすすめです。
基本ベビーフードのおかず系はとろみが多めでドロドロなので野菜ストックをプラスすることでボリュームと食べ応えもアップしますよ。
ベビーフードに足すならブロッコリーがおすすめ!
ブロッコリーがおすすめな理由はストックしやすいからです。
柔らかめに茹でたら中期~後期はキッチンバサミで細かく切り、20gずつくらいで小分けにラップに包み冷凍ストック。
後期~完了期は茹でたそのまま1個をラップで包み冷凍しておけばレンチンしてベビーフードに入れてスプーンで小さく砕くだけで食べられます。
これなら混ぜるだけで手軽に野菜の量を増やせるのでベビーフードだけをあげるよりは栄養もプラスになりますし、何よりママの「ベビーフードばっかりだな…」というちょっとした罪悪感も小さくなります(笑)
離乳食完了期はレンチン野菜を混ぜてみる
離乳食完了期は歯の生え具合によって進みがだいぶ違います。
ある程度固いものも噛めるようになっているならキャベツやにんじんなど適当な野菜をお皿に入れてレンチンしてその上にベビーフードをかけてしまうのが手軽でおすすめです。
量も食べるようになってくるので大人のサラダで使う野菜から取り分けたりお味噌汁の具材を味噌を入れる前に取り分けるようにすれば離乳食用にストックしなくても良いので簡単ですよね。
私は野菜たっぷりスープを離乳食用に作り置きしているのでその中から野菜を取り分けてプラスすることが多いです。
ごはんにかけてみる
これは足すというよりは雰囲気の問題なのですが(笑)
ごはんにパウチタイプのベビーフードをかけてみましょう。
お皿にごはんを盛ってベビーフードをかければ丼風のごはんのできあがりです。
朝時間がないときにベビーフードをストックしておけばこれなら3分くらいでできちゃいますよね。
あとはバナナなど子供が好きなフルーツでも添えれば1食分の食事が簡単に仕上がります。
うどんやマカロニでも同じことができるのであんかけスパ的な感じで麺類でも使えますし、むしろパウチタイプのとろみがたっぷりのベビーフードはごはんやおうどんにかけたほうが絡まって残さず食べられますね。
トマト系のこんなベビーフードは早ゆでマカロニの上にかけたら一瞬でトマトパスタに変身です(笑)
ママの体調が悪いときや仕事で疲れてるときにもストックしてあると便利ですよ。
まとめ
ベビーフードは栄養面や衛生面でいえば危ない食品ではありません。
食材の固さや味付けなど離乳食完了期に近づいていくとベビーフードだけでは物足りなかったり子供に合った固さに食材を調節できなかったりという面で不便さはありますがサブ的な要素で使う分にはかなりの便利アイテムです。
大人のごはんにも麻婆豆腐の素など調理キットみたいなものありますよね。
それと同じ扱いだと思ってベビーフードの野菜増しという感覚で上手に使っていければママにとってベビーフードは強い味方になってくれると思います。
適度に手抜きをして時間があるときは少し手作りを頑張るくらいでバランス良く使っていけるのがベストかなと思います。